夏はお肌が老化しやすい時期。選ぶなら脂溶性ビタミンC(VCIP)
脂溶性ビタミンC(VCIP)は、「トラヘキシルデカン酸アスコルビル」といい、従来の水溶性ビタミンCとは異なり、油と相性が良く経皮吸収性に優れたビタミンC誘導体です。
水溶性のビタミンCは、「短時間で肌に吸収される」メリットがありますが、
・「安定性に問題があり分解されやすい」
・「肌に刺激になりやすい」
・「即効性はあるが持続性がない」
・「紫外線に弱い」
というデメリットがあります。
これらのデメリットを解消するのが、脂溶性のビタミンC、「トラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)」です。
お肌は皮脂膜で覆われていますが、その皮脂と相性が良く馴染みやすいのも特徴です。
敏感肌、乾燥肌、年齢肌の方には、低刺激性・浸透力・持続性の面でVCIPが優れた効果を発揮します。
夏老け防止・VCIPの効果①美白効果
VCIPは、体内に吸収されると、生体内酵素によりビタミンCとなり、さまざまな生理活性を発揮します。
その1つが、「美白効果」。
紫外線の中でも、シミや炎症、色素沈着の原因になるUVB量は、5~8月がピーク。
夏の紫外線を受けたお肌は傷みやすくなっています。
炎症状態で、刺激性のあるビタミンCでケアすると、乾燥を招いたり炎症が悪化する原因にもなります。
刺激性の低い脂溶性ビタミンCは、紫外線により引き起こされる皮膚内の酸化ストレスを軽減することにより、シミや色素沈着の元のメラニンの発生を還元する効果があります。
夏老け防止・VCIPの効果②ニキビ・吹き出物を防ぐ
VCIPは、お肌内でビタミンCになり、優れた抗酸化能を発揮してニキビの炎症部位で発生する過剰の活性酸素を消去します。
その結果、炎症を抑制し、ニキビの症状を改善します。
ニキビは紫外線に反応し、活性酸素を過剰に作ります。
夏は紫外線量が最も多く、ニキビが悪化しやすくなり、繰り返す頑固なニキビや角栓を作りやすい時期です。
ビタミンCは、活性酸素を還元し、しつこいニキビやニキビによる色素沈着を改善します。
夏老け防止・VCIPの効果③アンチエイジング
「老化光線」と呼ばれるUVAは、お肌のハリを保つ真皮にダメージを与え、しわやたるみ、たるみ毛穴等の肌老化を起こします。
UVAの量は4~8月がピーク。夏のお疲れ肌を放置しておくと、
表皮の肥厚(ゴワゴワ肌)やコラーゲン量の低下などが起こり、最終的には皮膚構造の変化がシワやたるみなどとなって表れます。
毛穴が気になる方で、毛穴が涙状に開いてきたら、コラーゲン量が減り、ハリがなくなっている状態なので、大きなたるみになる前にケアを。
VCIPは慢性的に起こっている微炎症状態を抑制します。そのため、エイジング効果も発揮します。
VCIPのポイント
お肌馴染みが良く、刺激性の低い「VCIP」は、敏感肌でも使いやすい浸透※角層まで・持続型のビタミンC誘導体です。
シミ・色素沈着の原因になる紫外線UVBと、しわ・たるみの原因になる紫外線UVAの量は夏がピーク。
紫外線を浴びたお疲れ肌に、VCIPはレスキュー成分と言えるでしょう。
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