美人になるヒント

<3つのよくあるスキンケア逆効果>「やり過ぎ〇〇」が肌荒れの原因だった!?

乾燥肌(パサパサ肌、ザラザラ肌、かゆみ、シワシワ肌、ビニール肌)
敏感肌(ヒリヒリ、痛み、赤み)
などの皮膚の状態(肌荒れ)にお悩みの方、

肌荒れの仕組みを知っておきたい
肌荒れしないスキンケア法・化粧法を知りたい
という方、

ぜひ知っておきたい、とっても大事な美肌情報、よくあるスキンケア逆効果集(保存版)です。

ついつい間違ったスキンケアをしてしまうので、正しい方法が習慣として根付くまで、ときどき見直していただけると美肌への近道だと思いますよ。

「摩擦」は美肌の敵

お肌の手入れで避けられないのが「摩擦」。
でも、摩擦」がお肌の表面にあって外からの刺激から守ってくれる角層バリア機能を壊してしまう原因にも。
次のようなスキンケア習慣は危険シグナルです。
ごしごし洗顔・W洗顔
3~4種以上のスキンケア化粧品の重ね使用(できれば1~2種類)
何度も何度もペタペタ化粧
ファンデーション等の重ね塗り
頻繁な化粧直し
こういう習慣は「摩擦」によるお肌への負担を増やすことに直結します。

「摩擦」を減らす正しい洗顔方法

もしも洗顔直後に肌が赤みを帯びていたら、「摩擦」というお肌の敵を与え過ぎている証拠です。
洗顔時には、洗浄作用の強いクレンジングを使うと肌荒れを起こすこともありますので、自分の肌に合ったクレンジングを選びましょう。
ファンデーションパフやブラシは清潔に保って、「優しくなでるように」使いましょう。
洗顔は、できるだけ1分以内に終わらせ、クレンジングはオイルタイプではなくミルクタイプにすると安心です。

「水分補給」のやりすぎも厳禁

潤い」は美肌にとってとっても大事。
でも水分補給の方法が間違っていて逆効果が多いのが「化粧水の使い方・使う量」です。
肌の「水分保持量」は年齢ごとにだいたい決まっていて、赤ちゃんのときは50%、成人では20~30%、年齢を重ねるほど低下していくものなのです。
この「水分保持量」を増やしたいですよね。
だからといって、化粧水をびしゃびしゃと浴びせるスキンケア法だと、水分保持量を逆に低下させてしまいます。
「乾燥肌・敏感肌」の原因にも、さらに、「老け顔」を進行させてしまう原因にもなりかねません。
大事な角層バリア機能が、必要以上の外からの水分補給よって、「ふやけて壊れてしまう」のです。

正しい「水分補給」の方法は?

セラミド成分セラミド産生を補う成分天然保湿因子の入ったスキンケアで、肌の持つ水分保持力をあげることが外からの水分補給よりもずっと大事です。
乾燥している場合、皮脂分泌量が少ないので、補うために、水分びしゃびしゃではなく、人の肌の皮脂に近いオイル成分を含んだクリームや美容オイルを使用しましょう。
誤解している人がとても多い分野の1つです。

オーガニック神話の信じ過ぎは!?

オーガニック化粧品というジャンルは実はあやふやなもの。
化粧品会社はイメージが良い方が売りやすいので、広告等で「オーガニック」のプラスの側面ばかりを強めにプッシュしてくる傾向にあります。
しかし、日本では、オーガニックについての厳密な規定がなく、様々なオーガニック化粧品はあるけれど、特に敏感肌(隠れ敏感肌含む)にとって、「植物由来」は実は要注意なのです。
本当に安全で効果的なものもあれば、敏感肌・乾燥肌にはマイナスになるものもありますから。
植物は自己保存のために敵から身を守るために動物にとって毒になる物質を持つことがよくあります。多数にとって安全なもので、さらに美容効果があるものが植物由来の有用成分であるべきです。
まずは敏感肌の敵だけど、製品の安定性のために必要不可欠な防腐剤について、
防腐剤無添加は、「少量で済む」パラベン等合成の防腐剤に比べると防腐効果の弱い「植物由来」の防腐剤で代替しているので、腐りやすい傾向があります。腐りかけの植物成分を大事な顔にベタベタ塗りたいですか?
また、植物性のものは、「刺激」が強いものも多く、本当は安全性が確認されているのにイメージだけが独り歩きをして悪くなってしいまったパラベン(特にメチルパラベンは少量で効果があり、かなりの安全性が確認されています)等よりも「大量」に入れる必要があるのです。
「オーガニック・植物由来の化粧品は、肌の強い人が使ってみて大丈夫でも、肌荒れしやすい人にとっては肌荒れの直接的な原因になりやすい」という点は、絶対に忘れないようにしてください。

オーガニック化粧品を使いたい人はどうしたら?

まず、オーガニック、無添加だからと、安易に飛びつかないことが大事。
実は、無添加も色々で、〇〇無添加でも、もっと刺激が強い植物由来成分を「大量」に入れている場合もあるからです。
肌荒れの原因や影響は人それぞれなので、必ずパッチテストを行ってから使用するようにすると安心ですね。
できるだけサンプルをもらったり、安価なトライアルキットを購入したりして、肌に合うかを実際に自分の肌で確認してから本格的に使用すべきです。
パッチテストの方法も間違いが多いので、正しい方法でパッチテストをしましょう。
正しいパッチテストをして陰性だったら安心して使用できますよ!

まとめ

肌荒れは、「摩擦」で角層のバリア機能を壊してしまうこと、間違ったスキンケア法で起こることが多く、お肌を保護する保湿クリームで改善することがほとんどです。

「過ぎたるは及ばざるがごとし。」良かれと思ってやったことが逆効果では笑えません。

よくある「やり過ぎスキンケアの間違い」は、次の3つです。
スキンケアや化粧による肌への「摩擦」の与えすぎ
水分」の与え過ぎと「皮脂(油)」の足りなさ過ぎ
オーガニック信仰の行き過ぎ

荒れたお肌は敏感になっているので、香料・アルコール・角質除去成分を含む化粧品はなるべく避けましょう。
また、できるだけ効果的な保湿成分が含まれている化粧品を選びましょう。
保湿成分でおすすめなのは、次のような成分です。

<入っていると安心な成分>
(保湿成分)
ヒト型セラミド
ペプチド類(アミノ酸)
ヒト皮脂に含まれる成分入りのオイル
ヒアルロン酸
コラーゲン 等

<入っていないと安心な成分>
香料)・・・素敵な香りは捨てがたいのはわかりますが、美肌の方が大事です
アルコール(エタノール))・・・お肌の水分を蒸発させたり刺激を感じさせやすくします。
角質除去成分)・・・乾燥しやすく赤みやかゆみ、紫外線の刺激を受けやすくします。

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