肌質に合っていないお手入れやスキンケア製品を使うと、肌荒れや肌悩みの改善につながらず、せっかくのケアが無駄になってしまうこともあります。
今回は肌質に合ったお手入れで、お肌を美しく健康的に保つ方法をご紹介します。
スキンケアを一生懸命しているのに、なかなか満足できない!という方は、是非チェックしてみてくださいね。
肌質には、5つの主なタイプがあります。
各タイプ別お手入れ法
普通肌
肌の水分量、皮脂量が適度にある、ツヤやハリのあるお肌です。
油っぽくベとついたり、テカリは見られません。
普通肌の毛穴は目立たず、乾燥や肌荒れはなく、肌色は均一に見えます。
普通肌のお手入れ法
何のトラブルもない普通肌にも、若々しく健康的な肌を維持するために適切なメンテナンスを行いましょう。
肌は季節やホルモンバランスにより、1年、1ヶ月通して様々な変化を感じています。
花粉やほこり、大気汚染物質など肌に刺激になるものは年中飛び交っていますので、スキンケアは毎日行いましょう。
肌トラブルを招く大きな原因の1つに、洗顔やクレンジングが挙げられます。
洗顔やクレンジングは皮脂を落としすぎないものを選びましょう。
健康的な肌をキープするために、肌の細胞の成長を促すタンパク質をしっかり摂りましょう。
タンパク質は、美肌に大切なホルモンやコラーゲンの元になる栄養素です。
必要量は
体重×1.2~1.5g
と言われています。
1日50kgの体重なら、60~75gを摂ると、健康的な肌だけでなく健康的な髪や爪をキープできるでしょう。
タンパク質と一緒にビタミンCを摂ると、たんぱく質の吸収を高めます。
乾燥肌
乾燥肌のよくある特徴は、粉を吹いたようなカサカサした肌や赤みです。
肌の水分も皮脂も少ないタイプです。
洗顔後はすぐに突っ張っている感じで、小シワが目立ちやすいことがあります。
乾燥肌タイプは他の肌質よりも早く老化しやすいと言われているので、保湿を中心としたケアを行いましょう。
乾燥肌にとって、熱すぎるお湯はNGです。
洗顔時はお湯の温度に注意してください。お湯は天然の界面活性剤と言われ、熱すぎるお湯は皮脂を奪ってしまいます。
洗髪の時は、顔にお湯がかからないように注意してください。
スキンケアは、肌の中の保水と、肌の水分の蒸発を防ぐ、モイスチャーとエモリエントの両方の効果があるものがベストです。
敏感肌
敏感肌は、乾燥肌、混合肌、脂性肌と様々な肌質がベースになっています。
お肌が赤くなったり肌荒れを繰り返すことが多いです。
使用するスキンケア製品に含まれる成分に対してアレルギー反応が出る場合や、脂漏性皮膚炎、湿疹、酒さのような状態がある場合もあります。
敏感肌のスキンケアは、香料、添加物を含まない製品のみを選ぶことが重要です。
成分に対してアレルギーを持っているか、パッチテストをしてみると良いでしょう。
▲パッチテスト2枚説明書付き(330円(税込み))▲
知らずの内に、化粧品の成分がアレルギー反応を起こしている場合、その成分を取り除くだけで見違えるほど肌がキレイになる場合もあります。
新しいスキンケアや、日焼け止め、ファンデーション等、肌に長く置いているものを使う場合は、パッチテストを行うと良いでしょう。
脂性肌
脂性肌はベタつきとテカリが現れ、10代に多くにきびのような発疹がよく表れます。
脂性肌は遺伝的素因によって生じることが多いのですが、その他の原因としては、ホルモンバランスの乱れや偏った食事(脂質、糖分の取り過ぎ)だと考えられています。
脂性肌は水分が多いので、肌の質感は柔らかいです。
皮脂の量を増やすホルモンが過剰に生成されると、毛穴は余分な皮脂で詰まりやすくなり、黒ずみやにきびになりやすくなります。
毛穴が詰まったまま、皮脂が毛穴を上に押し上げげるので、毛穴が開き、大きく見えることもあります。
皮脂を取り除いたり、肌を乾燥させるケアが脂性肌には良いように思えますが、逆効果になります。
肌は乾燥から守るために、多くの皮脂を産生する場合があるのです。
脂性肌のケアで大切なのは、皮脂がスムーズに通過できるようにすることです。
お肌に負担をかけない、皮脂を吸収するクレイパック(カオリンクレイは敏感肌も使えます)をスペシャルケアにするのも良いでしょう。
スクラブや強力なピーリングは、顔が赤くなって敏感肌を招くので気を付けて下さい。
肌荒れやニキビを繰り返す場合は、脂質や糖質の多いハンバーガー、ポテトフライ、スイーツ、揚げ物など、は避けましょう。
体内の不純物を洗い流す水分を多くとりましょう。
ジュース(100%のものも)も糖質が多いので、ミネラルウォーターがおススメです。
混合肌
乾燥肌と脂性肌、敏感肌と普通肌等、様々なコンビネーションがあります。ほとんどの人がこのタイプです。
目の周りだけ敏感肌で他は普通肌等、普通肌以外の部分は肌質に応じたケアを行います。
部分的な脂性肌の場合は、基本は保湿をメインに行い、乾燥を招かず皮脂を穏やかにケアする「ティーツリー」入りのスキンケアで、脂性肌部分をケアすると良いでしょう。
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