バリア機能は、お肌の一番上にある「角質細胞」とそれらを繋ぎ、固める「細胞間脂質」で構成され、
・刺激物
・汚染物質
・ウイルスや菌
を防ぎます。
不要な物質を防ぐだけでなく、お肌の中の水分を保持します。
美しく、若く見えるお肌を手に入れるには、健康的なバリアが肌バリアが不可欠です。
肌バリアが破壊されるとどうなりますか?
お肌の中の水分が蒸発します。するとお肌が乾燥し、顔に細い線(乾燥小じわ)、赤み、炎症が現れます。
さらにお肌は敏感になり、ちょっとした刺激でも反応しやすくなります。
このような状態のお肌は、老けて見えるだけでなく
にきびや皮膚炎、酒さといった肌トラブルを悪化させる原因になります。
肌バリアを壊すものは何ですか?
以下のリストは、肌バリアを壊す全てのリストではありませんが、日常生活でうっかりやってしまいがちな行動を15個ピックアップしたものです。
今すぐ見直しができる行動ばかりですので、是非参考にしてくださいね。
・加齢によるお肌の脂質産生の減少
・洗浄力の強い洗顔剤
・アルコール(エタノール)入り化粧品
・スクラブや洗顔ブラシなど摩擦の負担がかかるもの
・AHA、BHA、レチノール、トレチノイン製品
・お湯
・フェイシャルスチーマー
・過度の発汗
・乾燥した空気
・ドライヤーなどの風
・慢性的に紫外線を浴びる
・必須脂肪酸に欠ける食事
・薬の副作用(抗ヒスタミン剤やコレステロール低下剤)
・飲酒
・塩素プール
女性は40歳を過ぎるあたりから、急激に脂質産生が減少すると言われています。
また化粧品成分を浸透させる目的や、美白剤の効果を求める副作用として肌バリアを壊す結果になったり
肌バリアを壊して、無理やり肌の入れ替えを早める化粧品の使用、
過度な水分を与える等があります。
熱い湯は、天然の界面活性剤と言われるほど油分をごっそりと落とします。
お風呂に入って、チクチクしたり刺激を感じる温度のお湯は顔につけないように気を付けましょう。
バリア機能が健康的になると、肌が若返り、健康的になりますよ。
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