合成ポリマーにまつわる「肌に悪い」「肌をボロボロにする」という噂は都市伝説的に言われていますね。
お客様からも化粧品について、「合成ポリマーは入っていますか?」のご質問を頂くことが多く、皆さま気にされているのですね。
どうぞお付き合いください(^^)
まずは、ポリマーとはなんぞや?!、というところからご説明していきます。
意味が分かると理解しやすくなるかと思います。
ポリマーとは
Polymer(ポリマー)の意味は、重合体という意味で、
monomer(モノマー)という基本単位の分子が集まったものという意味です。
つまり、小さな分子が集まってできた大分子という形状のことです。
人の体内にあるタンパク質やコラーゲン、ヒアルロン酸は、アミノ酸という低分子が集まってできた天然のポリマーです。
ポリマーの性質には
・天然のもの、合成のもの
・水溶性のもの、脂溶性のもの
・発揮性(液体が気体になりやすい)のもの、撥水性(水をはじく)もの
等、様々なものがあります。
このようにポリマーにはそれぞれ個性があるので、これだけではお肌にいいか悪いか判断できませんね。
では、もっと掘り下げていきましょう!
合成ポリマー入りの化粧品は危険?!の噂はどこから出た?
合成ポリマーと呼ばれるものの中に「シリコン(シリコンオイル)」があります。
化粧品のシリコンは、ケイ素(+酸素)が集まってできた合成ポリマーです。
シリコンの特性は
・水に強い
・水をはじく
・滑りを良くする
という働きがあります。
シリコンオイルはこのような特性を活かして、
日焼け止め、ファンデーション、化粧水、乳液、クリーム、美容液、シャンプー等と様々な化粧品に含まれています。
ファンデーションや日焼け止めが汗ですぐ崩れてしまっては台無しですし、
スキンケア製品を使ってすぐ、つるつる・すべすべの感覚を求める方にはメリットになる成分です。
ですがデメリットもあり、
シリコンの水に強く、水をはじくという特質が、“天然の化粧水”と言われる汗を蒸発させてしまうのです。
その結果、肌を乾燥させることになります。
シリコン入り化粧品は、一見、肌触りはつるつるすべすべになるのですが、本来持っている肌の潤す力を邪魔してしまうのです。
ですので、長く使用していると
肌内のバリア機能の働きをする角質層に汗という水分が入っていかず、
バリア機能の働きが脆くなり、敏感肌になりやすくなります。
このような理由で、シリコンオイルは、“長期的”に肌に使うのは良くないのです。
よく、ファンデーションをしない日は肌が乾燥する、夕方に肌が渇くというのも、
ファンデーションのシリコンによって、
潤ったかのような偽の保湿感がなくなったり、
夕方にファンデーションが落ちてきたことによるものかと思われます。
シリコンオイル入りのスキンケア製品を使ってきた方がノンシリコンの化粧品を使うと、
保湿が物足りなく感じることも多いようです。
ですがそれは、肌の潤す力を奪って、シリコン入り化粧品による偽の潤いを感じているだけだったりします。
シリコンは合成ポリマーになるけど、合成ポリマーはシリコンではない
このように、シリコンと合成ポリマーを同一視したところに
「合成ポリマーは肌に良くない」という噂が生まれたのかと思います。
シリコンも、その特性を知っていれば怖いものではありませんね。
長期的に使うのは気を付けたいものですが、特別な日や短時間だけ使って、上手に使いこなしていけば良いのです。
もし、今お肌が乾燥、敏感を感じているなら、
シリコン入りのスキンケアは避けることは
お肌の潤う力を取り戻し、長期的に健康なお肌を育むきっかけになります。
シリコンオイルはこのような表示がされています。
「メチコン」・「ジメチコン」・「シクロメチコン」・「シロキサン」
参考にしてみてください。
ラミドラボーテのAGE DEFYINGシリーズはノンシリコン
ラミドラボーテのAGE DEFYINGシリーズは、
浸透・維持力の高い、ヒトの肌構造に近いヒト型セラミド5種類を中心に、
年齢肌やトラブル肌に足りなくなった成長因子を3種類、
免疫研究から発見された美肌ビタミン、
スーパーフードオイル等によって、本物の「肌の健康」を育てていくスキンケア製品です。
瞬間的、表面表層的な肌質の「改善演出」をするのではなく、お肌の健康を根本から育てたい、若々しいお肌を取り戻したい方、5年後、10年後も美しい肌でいたい方に「ラミドラボーテ」は必ずお喜び頂けるものになっています。
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