美人になるヒント

乾燥肌の原因と対策法。放っておくとどうなる?

乾燥する季節って困りますよね?

湿度が低くなる(乾燥する)時期は、日本国内でも地域によって異なりますが、
11月くらいから湿度が下がり4月までが平均的に乾燥しやすい時期という測定データとなっています。

ところで、お肌の乾燥トラブル対策は、この乾燥しやすい時期(秋から春)だけでよいのでしょうか?
実は、肌に潤いを感じられない、カサカサする「乾燥肌」や、乾燥してるのにべたつく「隠れ乾燥肌(インナードライ)」は、乾燥する季節だけの肌トラブルではなくなってきています。

様々な原因があるので、対策を立てて乾燥予防をしていきましょう。

乾燥肌の状態とは?

そもそも乾燥肌とは、“肌の水分、油分が不足していて肌に潤いがなくなっている状態”です。

潤いがない素肌のまま放置すると、見た目印象にもマイナスに響いてきます。

お顔の部位別に、頬、目の周り、口の周りのUゾーンが乾燥しやすいと言われています。
乾燥していると、小じわっぽく見えたり、キメが乱れているように見える、つまり老け顔になって“見た目年齢が上がってしまう“こともあります。
また、強い乾燥に陥ると、「ビニール肌」といわれ、キメがほぼなくなった状態になることもあります。

乾燥肌の原因①:空気の乾燥

秋から冬にかけて特に乾燥を感じやすい季節になりますが、冷房や暖房もお肌を乾燥させてしまいます。
お肌によい湿度は40~60パーセントと言われています。

湿度が40パーセント以下では乾燥しすぎの環境ですから、お肌が乾きやすく、また、ウイルス活動も活発になります。
逆に、湿度が60パーセント以上になると、カビやダニが発生しやすくなります。

美容や健康のため、居室空間の空気の状態にも気配りしたいですね。
乾燥していると、肌の内部(インナースキン)のバリア機能が弱くなります。
ウイルスが侵入し免疫が感知すると、湿疹や痒みが出て、肌がどんどん敏感に傾いていきます。肌の見た目年齢が上がり、小じわが増えてきます。
湿度を適度なレンジ内に保ち、スキンケアにセラミドなどを取り入れてバリア機能を回復させ、潤いのある素肌を取り戻しましょう。

乾燥肌の原因②:紫外線

日差しの強さを感じない日は、日焼けもしないし紫外線も少ないと思いがちですが、実は、冬でも曇った日でも、紫外線は年中降り注いでいます。

紫外線は、体へのダメージが大きいので、紫外線の体内への侵入を防ぐため、肌の表面にある角質が硬くなって体を紫外線被害から守ってくれています。
しかし、角質が硬くなるのは女性にとっては困ったものですよね。美容にとっては明らかにマイナスです。ガチガチ、がさがさの肌よりも、ぷるぷる、もちもちな肌のままでいたい、昔の肌を取り戻したい、と思う方が大半でしょう。
肌の中に入った紫外線は、肌のバリア機能を壊すため、水分が蒸発しやすくなって肌の乾燥も進みます。
室内でも窓から紫外線は入ってくるので、スキンケアの一環として、紫外線の強い日だけでも、日焼け止めクリームや室内の入光量の管理など、紫外線対策の習慣が望ましいでしょう。
敏感肌で、日焼け止めが使えないという方は低刺激のBBクリームで保護してあげると良いでしょう。

乾燥肌の原因③:間違ったスキンケア

・ゴシゴシ洗いやふき取りクレンジング
・洗顔料の1回の使用量が少ない
・人肌以上の温度で顔を洗っている
・パッティングしながらお手入れをしている

上の例に心当たりがあるなら、ご注意を。
お肌の摩擦が多いお手入れを続けていると、肌のバリア機能を壊してしまい、肌の水分が蒸発しやすい状態になります。
摩擦を繰り返していると、肌を守ろうとしてメラニンが多く発生し、くすみの原因にもなってしまいます。
少しの努力でも継続は力なり。お肌を“生まれたてのひよこ”をイメージして、優しく扱いましょう。

乾燥肌の原因④:皮脂量の低下・皮脂の取りすぎ

潤いがなくべたつくオイリードライスキンの方にありがちなのは、化粧水をたっぷりつけて、クリーム等の油分を省いてしまうスキンケア習慣でしょう。よくある誤解で、間違った悪循環に陥りがちなスキンケア法と言えます。

そもそも、肌がたくさん油分を出しているのは、肌が乾燥から守ろうとしているためです。
水分と油分の両方をバランスよく補うことで、余計な皮脂の分泌を防ぐことができます。
つまり、べたつくときに水分をびしゃびしゃ浴びせても逆効果、肌の健康にプラスになる油分を与えて好循環に戻す、が正解です。

日本人女性は“化粧水をたっぷりつける瞬間的に潤ったと感じるスキンケア“に慣れ親しんでいるので、化粧水を減らす、止めるのは抵抗があるかもしれませんが、悪循環を断ち切るためには必要なプロセスなのです。

では、どんな油分が肌の健康にプラスになるでしょうか?
正解は、「人肌に近い構造の脂性成分を選びましょう」です。
人肌に近い構造の脂性成分とは、人の肌の中に存在している成分と同様の構造の成分です。
・ヒト型セラミド
・パルミトレイン酸(マカダミアナッツオイルに沢山のパルミトレイン酸が含まれています)
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
等が代表的なものでしょう。
たっぷり化粧水は卒業し、ヒト型セラミドによるスキンケアに注目が集まっていますが、こういうメカニズムがあるのですね。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 日焼け止めはなぜ必要?

おすすめ記事

LINEのお友達追加でお得な情報をGET

お友達追加して頂いた方に、「美人になるヒント」の更新やキャンペーンのお知らせ、お得にお買い物ができるサンキュークーポンを発行しています。

PAGE TOP