無添加、無香料、無着色、パラベンフリー、アルコールフリー、オーガニック・・・と。
どれも、お肌に優しい「イメージ」ね。
でも、化粧品自体は悪いものではないの。
自分の肌に合った化粧品を選べば、キメの整った、健康的で美しい肌を保つことができるのよ。
肌には何もつけないほうが良い?
皮膚には、自前の自浄作用や皮脂分泌機能があるから何もしない方が良いという話があります。
しかし、健康的で美しく、魅力的な肌を維持するには、肌を清潔にする必要があり、洗顔が必要です。
水やお湯だけでの洗顔でも、汚れと一緒にかなりの皮脂や保湿因子が失われています。
何もケアしないままでは、肌の状態によっては、自然補給が間に合う前に刺激にさらされたりと悪い環境に陥り、美しい肌状態を損ねることにもなりかねません。
洗顔後すぐに保湿した方が、角層バリアを維持できるので健康的な肌のためにも良いと言えます。
敏感肌の種類
敏感肌とは、化粧品にピリピリ刺激を感じたり、皮膚が赤くなったり、痒くなったり、また、ブツブツしてくるなど軽度の肌トラブルを起こしやすい肌状態のことです。
やや敏感肌
季節の変わり目や、ホルモンバランス、睡眠不足などの生活習慣、新しい化粧品で、お肌に赤みや痒み、ブツブツがえきたり時々トラブルになる。
でも、新しい化粧品でトラブルが起きた場合や、保湿を多めにしても改善されないようなら使用している化粧品はすぐ使用を中止してね。
敏感肌
肌トラブルを良く起こす。
<化粧品による主な肌トラブル>
1 接触性皮膚炎:化粧品かぶれで、化粧品をつけたところが赤くなる。
2 接触皮膚アレルギー:化粧品成分にアレルギーを起こし、つけた部分に炎症が起きる。強い痒みを伴うことが多い。
「お肌に異常を感じたら、病院で受診して一気に治してからスキンケアを始めたほうが、お肌負担も少なくてすむわ。」
自称敏感肌
スキンケアが適切に選ばれていないことで、保湿機能の低下や、肌トラブルが完治できずに長引いている状態。
肌質本来は健康な肌なのに、一時的に、または長期的に敏感肌になっている。
敏感肌を繰り返さないための化粧品を選ぶポイント
低刺激であること
無添加、無香料、無着色、パラベンフリー、アルコールフリー、オーガニックといった化粧品でも、あなたの肌に対する反応は様々です。
「●●が入っていなければ安心」というものではありません。
敏感になっている肌は、様々な原料に対して刺激になる可能性があるので、
特定の原料を気にしてもあまり意味がないのです。
成分よりは、「低刺激」であるものを選びましょう。
「テスト済み」だから安心とは限らない
「●●テスト済」と記載があると、基準をクリアしたように思うかもしれませんが
明確な基準はなく、メーカーの判断です。
テストを行えば「テスト済」と記載できます。
化粧品が、あなたの肌に対して刺激になるかどうかを判断するには、ご自身の肌でパッチテストが一番です。
洗い流すようなクレンジングや洗顔料は、肌にのせたままのパッチテストはできませんので、3日~1週間程度のサンプルで痒みを感じたりやザラザラしてこないかを見極めましょう。
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