ほうれい線が目立つ原因
表情筋の衰え
表情筋は顔の皮膚に結合された様々な表情を作る筋肉です。
この筋力が衰えていると、表情筋に支えられいる皮下脂肪を高い位置で維持できなくなります。
重力に負け、たるんでしまうのです。
頬の皮下脂肪が下がると、頬と口元の境界線にあたるほうれい線に脂肪が乗りかかり、溝が深くなりほうれい線が濃くなるのです。
お肌の水分不足
お肌が乾燥していると、お肌のバリア機能が低下します。
バリア機能が低下すると、紫外線等の外からの刺激に弱くなりシワを深くします。シワが深くなることでほうれい線が目立つようになります。
生活習慣
不規則な生活習慣、睡眠不足、ビタミンC不足、ストレスは、お肌へのダメージとなり免疫力を弱めます。
免疫力が弱まると、ターンオーバーが乱れ、お肌のハリや弾力のために必要なコラーゲンやエラスチンが生成されにくくなり、徐々に減少していきます。
ほうれい線に関係する筋肉をケアしてほうれい線を解消する
表情筋を活性させる方法
表情筋を活性させる、凝り固まって動きが鈍くなった
表情筋をほぐすマッサージ、
表情筋の筋力をアップさせるエクササイズで、
ほうれい線を目立たなくすることができます。
画像のグレーで示した筋肉はよく使っている筋肉で、血行が悪くなってコリを感じやすい部分です。
拳を作り、第二関節と第三関節の間でマッサージすると筋肉に痛みを感じるなら、その部分は凝っているサインです。
マッサージを行い、ほぐしていきましょう。
ピンクで示した筋肉は、普段あまり使われず弱くなりやすい筋肉です。
この部分の筋肉を意識したエクササイズを取り入れ、引き締めていきましょう。
ほうれい線に効果的なエクササイズ
①口元、頬の引き上げに効果的な口角挙筋とつながる眼輪筋エクササイズ
目を開けて、下まぶたを持ちあげ、上まぶたにひっつけるように”逆まばたき”をします。
この時、目じりにシワがよる方は、シワのくせがつかないように、人差し指で目尻をおさえながら下まぶたを持ちあげます。
②頬筋エクササイズ
口を軽く開け、頬筋のみで口角を持ちあげます。
口角を上げるのではなく、頬筋に意識を集中させ頬筋を上に持ち上げるイメージで行います。
ぷるぷるするくらいのところまで持ち上げ5秒停止します。
③口輪筋エクササイズ
口を閉じ、そのまま口を開かないように「ウ」の形を作り、上唇が鼻の下にひっつくくらいに持ち上げます。
5秒停止したら、次に口の中、これ以上空気が入らないという位、いっぱいに空気を入れ、唇の力で口を閉じます。5秒停止します。
各1分ほど行います。
普段から、口角を上げる表情作りをするのも口元のたるみ解消に効果的です。
敏感肌の方は、お肌を擦ることが刺激になるので、お肌をこすらず筋肉に刺激を届かせるようにマッサージするのがポイントです。
赤み、痒み、強く乾燥を感じる部分はマッサージは控えましょう。
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