どうやって、浸透をよくするのかは各メーカーによって違いがあるけれど、一般的には、界面活性剤やエタノールで、皮脂や角層内の細胞間脂質を取り除き、水分を取り込みやすくする方法があるわ。
ラミドラボーテエイジデファイングシリーズのブースター効果
角質層に有用成分を浸透させるには、
・お肌を柔らかくする
・角層に馴染みやすい成分
この2つでお肌に無理のない、自然な化粧品のブースター効果を得ることができます。
それは「油分」で叶えることができます。
お肌に馴染みやすいオイル成分
お肌表面は皮脂で覆われているため、水や水溶性成分はそのままの状態ではほとんど馴染みません。
お肌の皮脂や、細胞間脂質(セラミド)に馴染みやすいものは、性質を同じくする「油分」です。
この油分でお肌を柔らかくします。
角層に浸透しやすい成分
お肌のバリア機能は不要なものを体内へ入れない働きをしています。
しかしある種の脂溶性成分は浸透されやすく例として
・脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)
・女性ホルモン(エストロゲン)
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)
・分子量が小さい重金属(水銀、鉛)
等が挙げられます。
化粧品として使えるものは、脂溶性ビタミンで油に溶けやすい成分です。
エイジデファイングシリーズの「ローションセラム」は、脂溶性ビタミンと、お肌馴染みのよい油分を組み合わせ、お肌に「ちょうどいい」配合量に整え、
ブースター効果を発揮し、一緒に有用成分を届ける事を目指して作られています。
オオミテングヤシ果実油(アグアへオイル)
皮脂を構成している脂肪酸のうち、最も多い脂肪酸は「オレイン酸」です。
オオミテングヤシ果実油(アグアへオイル)は、「オレイン酸」を多く含み、お肌に馴染みやすい構造をしています。
オレイン酸の他にも、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸をバランスよく含んでいます。
また脂溶性ビタミンのトコフェロール(ビタミンE)とカロテノイド(ビタミンA)を含んでいます。
カロテノイド含有量は、ニンジンの18倍というデータがあります。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)
脂溶性のビタミンCです。ビタミンCは環境のダメージからお肌を守るサポートをします。
マカデミアナッツ油
お肌に馴染み、お肌のセラミドをサポートするという研究結果があります。
年齢を重ねるごとに減少するパルミトレイン酸という脂肪酸を多く含み、お肌を健康的に保つサポートをします。
ヒト型セラミド
人のセラミドに近い構造になるように、酵母を利用して作られたヒト型セラミドは、お肌に馴染みやすい構造をしています。
参考文献
1.2017 Sep 13;10:363-371. doi: 10.2147/CCID.S143591. eCollection 2017.
Novel phytoceramides containing fatty acids of diverse chain lengths are better than a single C18-ceramide N-stearoyl phytosphingosine to improve the physiological properties of human stratum corneum.[PuBMed]
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