お肌のたるみは、お肌の「ハリ」がなくなることで現れます。
お肌のハリがなくなる3つの原因
1.女性ホルモンの低下によるコラーゲン等の不活性化
お肌のハリは、お肌の真皮の中にある、コラーゲンやエラスチンによって生み出されます。
女性ホルモン(エストロゲン)は、コラーゲンやエラスチンの生成を助けます。
女性ホルモンが年齢と共に減少することで、コラーゲンやエラスチン、さらにこれらを作る線維芽細胞までも活性を失っていきます。
2.紫外線による活性酸素の影響
紫外線を浴びると体内で活性酸素が生成されます。
活性酸素は本来、有害物質から体を守るためのもので強い酸化作用によって有害物質を殺します。
しかし、活性酸素が増えすぎると回りの細胞に悪影響を与えてしまいます。
お肌の中で活性酸素が生成されると、お肌を酸化させ、コラーゲン繊維を固くしてしまいます。
固くなったコラーゲンが固まって、ハリや弾力を担う組織を壊すと、大きなたるみの原因になります。
3.筋力の低下
お肌を支える筋力が低下すると、お肌を支えている土台にハリがなくなるので、お肌もたるんでしまいます。
特に目の下の筋肉の眼輪筋、口の周りの口輪筋はたるみに大きく影響します。
スキンケアでの対処法
日焼け止めを忘れずに使用しましょう。
「PA」の表示のある日焼け止めは、真皮まで矢のように届く、老化光線と言われる紫外線A波をカットする効果があります。
また、長時間日差しを浴びるのを避けるようにしましょう。
レジャーやスポーツ等、長時間紫外線を浴びるときには、日傘、帽子、サングラスを活用し、日焼け止めを塗って、お肌がダメージを受けないようにしましょう。
ハリのなさ、たるみに効果的なスキンケアは「マッサージ」です。
マッサージは血行を良くし、お肌の新陳代謝を促します。
さらに、表情筋にも作用し、柔軟性を高める効果があります。
目元や口元のたるみ等、気になる部分は少し多めにマッサージを行いましょう。
摂取すると良い栄養成分
コラーゲンやエラスチンを減らさないように予防するには、これらを産生している線維芽細胞を活性化させる女性ホルモン(エストロゲン)を減らさないようにすることです。
アマニ油に含まれるリグナンは植物性エストゲンを含んでいます。
また、紫外線によって発生した活性酸素の働きを防ぐ、抗酸化作用のある食品・化粧品も良いでしょう。
お肌によい抗酸化物質は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがあります。
この記事へのコメントはありません。